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導入事例

CASE

物流メガベンチャーを目指すSBSロジコムがプロセスマイニングを導入する理由

SBSロジコム株式会社

物流メガベンチャーを目指すSBSロジコムがプロセスマイニングを導入する理由

物流アウトソーシング・3PLサービス・物流コスト削減など総合物流サービスを提供しているSBSロジコム株式会社。グローバルサプライチェーンを支える現場力が強みの3PLサービスは年を追うごとに進化を遂げています。

 

そんな同社は社内の課題を解決すべく、ワークライフログを導入。従来全て手作業で行なっていた無駄な業務へのコスト削減を目標に新たな一歩を踏み出しました。

 

今回は、SBSロジコム株式会社が抱える課題や、ワークライフログを導入した経緯について伺いました。

 

プロフィール

和田 光生さん
SBSロジコム 営業企画部部長兼倉庫管理室長

外資ケミカルメーカー、ダック、伊豆貨物急送などを経て、2008年9月ティーエルロジコム(現SBSロジコム)に入社。 SBSグループ第一次3PL研修修了。

 

仲村 修一さん
SBSロジコム 営業本部3PL営業開発第一部

SIインテグレーターの営業経験を活かして、お客様の経営戦略の立案支援から実行のプランニングをITコーディネーターとして支援。また目指すKGI実現に向けてプロセスの見える化が大変重要な要素であると認識しています。

 

効率性を求め、陰で努力している人をきちんと評価したい

ーーSBSロジコムさんがワークライフログを導入した経緯について教えてください。

和田さん:

弊社ではワークフローを明確にしたいという課題がありました。弊社の主力となっている営業部門において、営業から外れるような無駄な行為をなくしたいと考えています。

例えば、見積書や提案書の作成・分析など、今まで何十時間をかけて人間の手や頭で行なってきたものを自動化するために、まずは業務フローを可視化する必要があったのです。

 

ーーなるほど。効率性を追い求める先にどのような結果を得たいのでしょうか?

仲村さん:

弊社はチームで案件対応をするため、個人の力量が見えづらく評価がしにくいという問題があります。例えば、結果的に案件を取れなかったとしても、そのなかには100件以上の顧客にアタックした人がいるかもしれませんよね。このような、見えないところで努力している人を可視化し、公平かつ公正に評価をしたいという思いが強いです。

 

営業に集中できる環境整備の一環で、無駄な業務を最小限に。本来工数を割くべき業務を明確化

 

 

ーーワークライフログを導入する前に使っていたツールはありますか?

和田さん:

当初、営業支援システムを使っていました。もともと、Excelで管理を行なっていましたが、ツールを導入することで不確実だったデータが確実に蓄積できるようになりましたね。

 

ーーリプレイスを検討したきっかけは何だったのでしょうか?

仲村さん:

その営業支援システムはどうしても入力頻度が多くなってしまいますが、これは無駄な作業ではないかと考えました。また、部署によっては営業システムをほとんど活用せず、結局Excelでレポートを作っているケースもあり、コストに見合った活用・働きをしているのかが分からないと感じ始めたのです。

 

和田さん:

弊社は営業支援システムでAIやロボットなどは導入していません。全て人間の手で行なっていると、本来時間を割くべき営業に費やせる時間が減ります。営業マンが第一優先ですべき仕事は「営業」。そのためには付随する無駄な業務にかける時間を削減する必要がありますよね。

コストをかけてツールを導入していても無駄になっては意味がないと、結果的にツールのリプレイスを検討することになりました。

 

ーーワークライフログへの印象はいかがでしたか?

和田さん:

現代の環境としてはコロナ禍でテレワークなどが推進され、社員同士が見えない中で働くことが増えました。そのため、業務の可視化が必要になる場面も増えますし、とても良いツールだと感じています。

 

仲村さん:

実は、ワークライフログを知ったとき「何でもできちゃうツール」だと思っていました(笑)。でも、そうじゃないですよね。何を改善するにも、まずは可視化・分析が大切なので、今後も継続的に活用していきたいと思います。

 

ーーさまざまな業務可視化ソリューションの中でワークライフログの導入を決めた理由はありますか?

和田さん:

代表・与田さんのお人柄でしょうか(笑)。基本的に無駄のない動きをされているところが良いなと感じていました。

導入の理由として大きいのは与田さんに技術の知見があるという部分です。ワークライフログは社内の良い部分だけでなく悪い部分も可視化しますよね。現状のどこが良くてどこが悪いのかを誠実に分析し、開発を含めたさまざまな解決策をご提案いただけるのではないかと感じました。